• 山下 りょうとく

プロフィール
「合格請負人」「カリスマ予備校講師」として20年以上に渡り、受験業界の教壇に立ち続ける。
現在では、「日本文化」「講師育成」「日本語論」など、多岐のジャンルで社会人向けのセミナー・講演も精力的にこなしている。
氏のラジオ番組でのインタビューの模様はこちらから。
https://www.youtube.com/watch?v=oWsBkM7cyPs

また、全国の塾・予備校に通えない学生のために、5000ページに及ぶ英語関連の情報を全て無料で提供しており(http://ryoutoku.jimdo.com/)、毎年数多くの感謝の声が全国から寄せられている。
http://homepage2.nifty.com/get9wari/koe.pdf

☆主要著書
「センター英語9割GETの攻略法」(語学春秋社刊)
「イメタン イメージ連想英単語」(語学春秋社刊)
「英文読解スマートリーディング」(アルク刊)
「語感で覚える重要英単語」(青灯社刊)
「カリスマを目指すプレゼンターのためのパーフェクトバイブル」

☆公式サイト
http://ryoutoku.jimdo.com/
講義情報
8コマ
2016-10-14 1コマ追加
2016-08-29 7コマ追加

私は、現在では日本三大予備校のひとつ、河合塾の第一線で教鞭を取り、毎年数多くの学生達の夢を叶え、『合格請負人』の異名で知られるようにもなりました。
しかし、今こうして私があるのは、とある教え子からもらった一通の手紙のおかげなのです。その一通が私の運命を、人生を変えました。

私は、高校時代は本当に平凡な学生でした。法学部を選択したのも「就職でつぶしがきくから」という打算的な理由でした。
しかし関西のとある大学に入学直後、最初の試練に見舞われます。体が突然動かなくなってしまったのです。
四年間、ほとんど授業に出られず、結局大学は中退。両親の実家で療養生活をすることになりました。

山奥の過疎の村で話し相手もいない暮らしを3年間した後、「このままではダメだ」と、私は再び関西に、親の反対を押し切って飛び出しました。
体も回復していない中、風呂もない4畳半一間のアパートで、建設作業員、ガードマン、チラシ配りといった日雇いの肉体労働でその日暮らしの生活を続けましたが、無理がたたり、結局また動けなくなりました。

親の反対を押し切って出てきた手前、実家にも頼れず、私は生活保護を申請しました。しかし病名がわからないという理由でその申請も却下されてしまいました。
右を見ても左を見ても救いの無い状況の中で、それでも何とか生活をしなければと、私はアルバイト情報誌を買いあさり、ようやく見つけたのが家庭教師のバイトでした。
しかしそのバイトも3回でクビになってしまいます。人にものを教えた経験もそれまでなかったのですから当然です。

ただ私はその時、「このままでは終われない」となぜだか思いました。そこでもう一度情報誌を探しまくり、とある小さな塾の講師の仕事を見つけることができました。
「今度はクビになるまい」と、一生懸命教えました。しかしいきなり高校三年生の授業を担当しましたから、今から思えばつたない授業だったと思います。

そんな中、その年の年度末、最後の授業の後、愛理ちゃんという女の子が私のもとにやって来て、一通の手紙を手渡してくれました。「これ、先生あげるから読んでナ」と。
その手紙にはこんなことが書かれていました。

「あのな、先生の話ってちょっとクサイねん。でもな、うち、先生の授業に出るの、本当に毎週楽しみやってん。先生、ありがとうな。本当にありがと」

それを読んだ瞬間、私の心には熱いものと共に、ただただ「申し訳ない」という気持ちがこみ上げました。
こんなつたない授業を「楽しみだった」「ありがたい」と思ってくれていただなんて…。

その瞬間から、私は、それまで以上に講師としての仕事に寸暇を惜しんで没頭することになります。
プライベートもなにも全てを投げ出して、授業、教授法、プレゼン技術についての研究に打ち込みました。
一年後、講師の教授技術の優秀性を競う「全国大学受験講義コンテスト」で優秀賞(第一位)を獲得することができました。

それから20余年。その間に、既存には無い全く新しい指導メソッドをいくつも開発することができました。
また大学受験のプロとして10冊以上の書籍を出版し、更に、現在は、プロ講師として培ったプレゼンテーションやコミュニケーションの技法を社会人向けに指導する活動も行っています。

今でも、もしできるなら、愛理ちゃんに再会して

「僕こそありがとう。今の僕がこうしてあるのは君の手紙のおかげなんだよ」

そう伝えたい、そんな気持ちでいるのです。

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