学びエイド manabi-aid

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横浜予備校

「学びエイド」で低価格かつ効率よく多科目を網羅する

横浜市にある医学部・難関大受験予備校「横浜予備校」を訪れ、代表の佐藤徹先生に導入の経緯や活用状況について伺った。

低価格で長時間しっかりと学べる場を提供したいと設立

横浜予備校は、医学部・難関大受験に特化した「〝極〟少人数で学費が安い」のが特徴の予備校だ。生徒数は約50名。口コミで評判が広がり、例年3月の時点で新規募集を停止するほどだ。

地下鉄桜木町駅から徒歩1分という好立地で、なんと365日年中無休で開室している。5年前に同校を設立した代表の佐藤徹先生は、設立に至った思いをこう語る。
「私は塾業界が長く、医学部予備校に勤めていたこともあるのですが、医学部や難関大の受験に特化した予備校は学費がとても高く、一般的な家庭のお子さんが通うのは厳しいという現実を見てきました。一方で、勉強が得意ではないけれど医学部や難関大を目指すという生徒にとっては、物理的に時間が必要になります。なるべくお金をかけずにたくさん勉強ができる環境をつくりたい。そう思って、費用を極限まで抑え、時間の面でもとことん勉強できる予備校をつくりました」

生徒は基本的に毎日通って勉強する。浪人生に至っては朝10時から夜10時まで、1日の大半を教室で過ごす。入塾時にはかなりの時間をかけて親子で面談をし、「まずは医師になりたい、大学に合格したい、勉強したいという本人の意思を確認する。そして、学力はそう簡単には伸びないことを保護者も含めて理解してもらい、毎日通うことにコミットしたうえで入塾してもらう」と言う。そうした意思・意欲のある生徒を応援したい、サポートしたいと、講師たちの指導にも自然と熱が入る。

プロの専任講師による通常授業とは別に、追加料金なしで大学生による個別指導も受けられる。「復習徹底特訓」と名付けられたこの指導では、生徒一人ひとりの進度やレベルに合ったオリジナル教材を解き進め、わからないときには教室に常駐する講師に質問ができる。大学生の多くは卒塾生で、「自分がお世話になったから還元したいという思いのある子が多く、時間よりも早く来たり遅くまで残ったりしてとても熱心に指導してくれる。本当にありがたい限り」と佐藤先生は目を細める。

「学びエイド」を使って多科目を効率よく勉強する

特に国公立の医学部や難関大学を目指す場合は、多くの科目の勉強をしなくてはならない。しかし、横浜予備校では、様々な事情ですべての受験科目を受講できない生徒も少なくなかった。「フルで受講できない生徒に、費用をかけずに多科目を勉強させてやれる方法はないかと模索していた」と佐藤先生は振り返る。そんなときに出会ったのが「学びエイド」だった。

「低価格で良いものを、という廣政代表のハートは私の思いと近くて、意気投合しました。私は英語の講師なのですが、特に文法の導入段階のコンテンツは非常に質が高く、これはいいものだと納得したうえで導入を決めました」
英語・国語・数学という基幹教科に加え、社会のコンテンツも積極的に活用している。「センター試験でしか必要ない科目にはあまり時間を割けないので、学びエイドで効率よく学ばせている」と佐藤先生。さらに、やりっぱなしを防ぐために、講座ごとに独自の確認テストを作成して生徒に解かせたり、学びエイドで視聴した内容を講師に伝えさせるかたちで復習させたりと、映像を見るだけで終わらない工夫をしている。

「どんなに良いコンテンツでも、見るだけでは絶対に身につきません。わかりやすい映像を見ているときほど生徒はわかった気になってしまうので、理解したことを定着させ、さらに自分でも再現できるよう、アウトプットとセットにしています」

また、「学びエイドマスターの管理機能」も活用している。生徒とは2週間に1回面談を行い、学習の進捗状況を確認。1週間ごとに何をやるかを決め、管理機能を使って学習管理を行う。「生徒は放っておくとやらないので、やはり声かけを含めてこちらがしっかりと仕組みづくりをする必要がある」と佐藤先生。映像授業導入塾が陥りがちな〝穴〟にも先回りして対処している。

〝教える人〟から〝導く人〟へ、講師の役割は変わっていく

学びエイド導入の背景には、佐藤先生がある〝変化〟を感じていたこともある。
「数年前に大手予備校が教室の大量閉鎖をしたのを見て、これから予備校という形態はなくなっていくんだろうなと思いました。同時に、僕らの役割はいわゆる〝先生〟から〝コーチ〟へと変わっていくんだろうとも思いました。そんな変化を肌で感じていたこともあり、学びエイドへの関心も高まったんです。もちろん、私たちはこれからも授業をしますし学びエイドはあくまでも補完的に使っていく予定ですが、生徒に何かを教えるというスタンスではなく、生徒が力を伸ばせるようリードするというスタンスで生徒と接していくことが大事だと考えています」

一方で、「人間らしく、泥臭くやっていきたい」と語る佐藤先生。これまでも生徒との精神的なつながりを大切にしてきた。

「やっていることは最新ですが、ハートは昭和なんです(笑)。生徒とは毎日顔を合わせますし、講師の定着率が高く顔ぶれはあまり変わりませんので、みんな家族のようなもの。生徒も、ちょっと変わったタイプが多いんです。だって、いろいろと楽しいことがある高校時代に、毎日予備校に通うことにOKを出した子たち、そこまでして自分の目標を達成したいという強い意志を持った子たちですから。多様だけどどこか似たところもある仲間が集まり、切磋琢磨して夢の実現を目指す。理想論かもしれませんが、理想は高い方がいいと私は思っています。これからもその高みを目指して、生徒たちの頑張りを精一杯応援したいと思います」